『背の眼』 道尾秀介
以前読んだ「片眼の猿」が面白かったので(記事はこちら)、道尾さんの本を数冊図書館予約した。

早速届いた本が、↓

背の眼 背の眼
道尾 秀介 (2005/01)
幻冬舎

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道尾さんのデビュー作であり、第5回ホラーサスペンス大賞選考会で
特別賞を受賞した作品だという。

ホラーと知った上で読み始めるが、なんとなく推理小説っぽい展開。
しかし、ホラーというからには霊的なものが登場する。
夜中に寝転んで読んでいるところで、旦那に突然話しかけられた私は、
死ぬほど驚いて「怖い本読んでるから脅かさないで!」と逆切れする始末。
(何も悪くない旦那はかわいそう・・・)
得体のしれない「背の眼」は確かに怖かった。

しかしながら、私は本の顛末をやたらと予想しながら読む性格なので、
霊現象が起こる度に、「これは結局(霊じゃなかった)って落ちじゃないのか?」と
想像しながら読み進める。ちなみに予想はほとんどが的外れだった。
「片眼の猿」で道尾さんの話の構成の匠さに見ほれたのだが、
今回も色々な複線が最終的に一つの結果に結びつくところは面白かった。

そういえば本を読んでいる間、旦那が
「声を掛けづらいから、早く楽しい本を読んでね」と言っていた・・・・。


秋の気配
窓から見える木々が少し黄色に色づいてきた。
これからの登山は紅葉が楽しみになるんだなぁと
想像すると楽しくなる。

私はまだそれほど寒いとは感じないが、
寒がりの旦那が「朝晩が寒い」と言い出したので、
羽毛の掛け布団を出した。

食べ物にしても、秋刀魚が脂がのっていてうまい。
ここ最近一日置きに秋刀魚の塩焼きを食べている気がする・・・

ジャガイモもうまい。ニセコで北あかりを買って以来、
改めて北海道のジャガイモの美味しさを実感。
ジャガイモの種類も九州の時のそれとは違い、種類も豊富。

ちなみにテレビで得た知識だが、北あかりは他の種類の
ジャガイモに比べると、ビタミンCなど、他にもいくつかの栄養価が高いそうだ。
しかもほくほくしてて、とってもおいしい。

おいしくて栄養があるってまさに旬の食材ならではのパワーだと
食欲の秋をしみじみ思う今日この頃である。



<じゃがいもの季節・・・最近のお気に入りはじゃがバター♪>



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『クジラの彼』 有川浩
図書館戦争シリーズが面白かったので、図書館新刊棚に並んだ本から作者名を見て手に取った。

クジラの彼 クジラの彼
有川 浩 (2007/02)
角川書店

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作者ご本人があとがきにも触れているように、「ベタ甘」なラブストーリーの短編が6つ。
ただし、設定がとても面白く、陸海空軍の自衛隊に所属する自衛官が登場人物となっている。

恋愛モノは、こそばゆくなる(くすぐったくなる)私だが、これは面白かった。
たぶん、登場する男性のキャラとストーリーの展開が、
私が若かりし頃ならもろ共感しそうな話が多かったからだろう。
(35歳の今は理想など抱かず現実を知っている・・・)

とくに題名にもある「クジラの彼」の話は、遠距離恋愛失敗者の私からすると、
彼女の忍耐力には尊敬の念さえ覚える。本の中で「クジラの彼」とは、潜水艦乗りの彼のこと。
いったん仕事に出ると、連絡が取れないどころかどこにいるのかも機密事項でわからないという・・・・
絶対に私には勤まらない彼女像であった。
遠距離恋愛中の女性には希望が見えるHappyストーリーである。




   <面白かった図書館戦争シリーズ ↓>

図書館戦争 図書館戦争
有川 浩 (2006/02)
メディアワークス

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図書館内乱 図書館内乱
有川 浩 (2006/09/11)
メディアワークス

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図書館危機 図書館危機
有川 浩 (2007/02)
メディアワークス

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ホテルルワンダ(DVD)
昨日は台風が接近していてどこにも行けそうにないので、久しぶりにゆっくりDVDを観た。

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション
ドン・チードル、ソフィー・オコネドー 他 (2006/08/25)
ジェネオン エンタテインメント

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1994年アフリカのルワンダで実際に起こった大虐殺。その争いの中で、自分の勤めるホテルに匿うことになった自分の家族や暴動から逃げてきた人々を救おうとするホテルの支配人の話。

ルワンダの歴史が長年積み重なって起こった悲劇なのだろうと想像するが、同じ国内に住む同じ容姿をした人々を、異民族だからと虐殺に向かった集団心理はどうやっても理解できない。

その中で、敵対する民族である妻を持つ主人公ポールは、必死に家族を守る。彼自身は武器を持たず、知恵と勇気で家族のみならず、周りの人の命を救おうとする。

海外の軍隊に助けを求める中で「アフリカは欧州各国から価値がないとみなされた」と援護する国がないことをホテルのオーナーがポールに告げる。日本にいると日頃は自分が感じることがない、人種差別という言葉を突きつけられた気がした。

悲惨な殺戮が次々に出てくる中で、ポールが持つ自分の家族への愛情の深さと、絶望の中で自分達で困難を乗り越えようとする冷静な行動力に心が打たれる。

そしてこの出来事が私が日本で平和に何不自由なく暮らしていた、たった13年前の出来事であることに愕然とする。私が生きている時代に同じ世界で起こったことなんだ。罪もない子供までも殺さなければならないほどの、異民族への憎しみの原因はいったいなんなんだろうかと大きな疑問が残ったままである。






  

photo by hemitonium.
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