親に思うこと
子供の日が終わった。次に来るのは「母の日」。
母の日、父の日、誕生日と、なんのプレゼントを贈ろうかと
いつも頭を悩ませる。結局今年の母の日には、実家の母、
義母共に同じケーキと焼き菓子の詰め合わせを送ることにした。

私は自分の親には、ついつい厳しい目線で見てしまう。
自己中心的な父親、優柔不断な母親。
親と仲良しだったり、親を尊敬している友達を見ると、
「立派なご両親で、羨ましい・・・」といつも思っていた。
私自身もかなりマイペースで、頑固な性格だが、
他人には割りと寛容なほうだと思う。しかし、親に対してだけは
どうしても堅くなになってしまう。34歳になってもこれなので、
自分でも大人気ないことはわかっていてもどうしようもないな、
と開き直るしかない。

そして何の本だったか忘れてしまったのだが、偶然手に取った
本で、目にとまった文章があった。
「親の期待通りの子供はいないし、子供の期待通りの親はいない」

それを見た瞬間、自分が親に「親」としてどれほど高い理想を
想い描いていたのかを悟った。立派な親とは何なのか、自分が
思い描いていた理想の親とはどんな親なんだ。
(あぁ、やっぱり私が大人になりきれていなかっただけか・・・)

自己中心的で、私の誕生日も歳も知らない父。でも、下宿先で
一人で高熱を出し寝込んでいた時、深夜に彫刻等で図工の宿題を
していて指をざっくり切った時、すっ飛んできて対処してくれる
優しい一面もあったかも。優柔不断で、頑固な母。とにかく、
面倒見がよくて、いつも自分よりもまず子供を優先し、自分は
贅沢は一切しない芯の強さと大きな優しさがあったかも。

親への反発心は一生変わることはないだろうと思っていたが、
今なら、ありのままの親をありのままに受け入れられそうな気が
する。まだまだ面と向かっては、気恥ずかしさが残るけど、
今年の母の日と父の日は今までにないくらい
(いつもありがとう。いつまでも元気でいてね。)
と心から素直に伝えられそうである。

本の中のたった一行の言葉。なぜだか今回は不思議なくらい心に
沁みた。まもなく35歳。やっとほんの少しだけ大人になれたのかも。

  
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