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珈琲とドーナツとおしゃべり合戦
今日もよいお天気。あぁ、外は暑かった。
けれど夕方、陽が落ちるとすーっと涼しくなる札幌。

さて。
数年前になるが、まだ福岡にいた頃、
四国が近いこともあり、連休が取れると
うどん屋巡りを楽しんでいたことがきっかけで、
興味を持ち、いつからかうどん屋&お遍路旅をしていた。

当時はいくつか空海関連の本も読んだが、
以来、自然と空海については目に留まるようになった。
ふと訪れたお寺に、お大師さん像があったりすると
「おやおやここでもまた会えましたね~」と
ちょっとした親戚のおじさんに会ったような気分になる。

弘法大師とか、お大師さんとか、呼び方もあるけど、
お遍路してるとなんとなく「お大師さん」が一番馴染む。

それで。
数ヶ月前の話。
テレビを見ていたら、空海の言葉として紹介されていた
ある歌がとても心に残った。

「哀しい哉、悲しい哉。復(また)哀しい哉。
 悲しい哉、悲しい哉、重ねて悲しい哉。」

番組では、空海の弟子の智泉が亡くなった時に、
空海の気持ちを詠んだ歌だと紹介されていた。

お大師さんは偉大な人だ。修行もハンパなく積み、
悟りも開いた超人だ。そんな彼でさえ、
その気持ちを押しとどめることができなかった、
深い悲しみ。

彼ほどの偉人でさえ、悲しみを言葉に表したのだ。
思わず気持ちを出さずには、
いられなかったのかもしれないし、
逆に言うと悲しいと言えるほど、
強い人だったとも私には思える。

私は深い悲しみを経験したことはないが、
ある時とても辛かった時期、
弱音や辛さを表すことが怖かった。

なかなかその問題や自分に向き合えなかったし、
弱い自分を見つめるのが辛くて、苦しんだ。
自分を見失い、自分とはどんな人間だったのかさえ
わからなくなり、本当に苦しい時期が数年続いた。

周りの心配してくれる人達は、専門家の医師を含めて
向き合うためには気持ちを表に出すことが必要だと
親身になってアドバイスをくれたが、怖くて逃げた。

幸いにも旦那が支えとなってくれて、
経過した時間が自分を取り戻してくれ、今に至る。

だから深い悲しみの中で、その気持ちを正直に「悲しい」と
言えたお大師さんは私にはとても強い人に見える。

3・11以来、考えているけどわからないことの一つ。
悲しい気持ちはどこへやったらいいのだろう、と。

悲しい気持ちは、他の何にも置き換えるものがない。
薄れるのをただただじっと待つしかない。
そして、たぶん一度生まれた悲しい気持ちは、
ゼロにはならない。

強さや希望、周りの変化で表には出なくなっても、
どこかで自分の一部になってしまう気がする。

自分の一部になってしまうまで、
どれほどの時間がかかるのかわからない。
けれど、お大師さんを見たらヒントがあった。

やっぱり、悲しいかったり辛かったりしたら、
声に出して誰かに聞いてもらうことが必要なんだと。

声に出してみることで、身体の中で濃くなってゆく悲しみが
少しずつ外に出てゆき、そうすれば、
楽しいことや嬉しいことが、
その空いた隙間に入ってくることができるかもしれない。

悲しいことは、悲しくないことにはできない。
悲しみに身体が埋め尽くされていては、ただただ辛いばかりだ。

ここからは、個人的なメッセージになってしまうのだが・・・。

深い悲しみの中にいる親友よ。
あなたが、毎日彼に語りかけているその気持ちの一部を、
どうか私たちに語りかけてほしい。

彼に語りかけても、あなたの悲しみは深くなっていく。
いつか彼に、笑って語りかけることができる日がくるはず。
だからその日に近づくためにも私たちと話そう。

学生時代、ドーナッツ屋でお代わり珈琲を
じゃんじゃん飲みながら、
我先にとおしゃべりすること5時間。
何を話したかも覚えていないほど、
くだらない話しかしていなかったが、
不思議と満足感と幸福感があった。

今はまだ悲しみや苦しみを無理に吐き出すことはない。
それにはもう少し時間がかかるかもしれない。
だから、若き日のドーナッツ屋を思い出して、
たわいもない日々の出来事を話すことから始めよう。

遠く離れているけれど、
あなたには私たちがついている。
頭文字を取ったら A・Y・Aの3人が以前と変わらず
我先にしゃべろうと待っている。

あなたを頭文字の頭につけると、Y・A・Y・Aだね~。
見た目も頭文字もなんだかでこぼこな私たちだけど、
しゃべることこそ、元気の源は、みな当時と同じはず。

お大師さんでさえ、悲しくて泣き叫んだんだ。
私たち凡人は、泣いてしゃべってぶっちゃけたって当然。

話があっちこっちに行っちゃったけど。

お遍路では同行二人と言い、目には見えなくても
お大師さんが一緒についてるよっていう言葉がある。

あなたにも私たちA・Y・Aがついているから大丈夫だぞ。

個人的すぎるけど、
どうしても伝えたい今日のブログであった。



  
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