スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


居場所
あちこちが寒波の影響で雪景色。
九州に住む母に電話し、雪があるうちは
あまり無理して出歩かないようにと連絡。
転んで骨折…とは高齢者によくある話だもんね。

母は一昨年に父が亡くなって独り暮らしになった。
脳梗塞やら心臓の病気といつどうなるやら予測ができない
持病があるため、なんとか独り暮らしをやめて、
安心して住める住まいを探さねば、と思っていた。

色々調べて、ここは良さそうだと思う施設を見つけた。
施設と言っても、基本的に自分で自立した生活ができる
高齢者用の住宅で、元気なおじいちゃん、おばあちゃんが
住んでいる。

最初それほど乗り気ではなく、まあ、物は試しで気分で誘い、
母と一緒にレンタカーを借りて事前に私がチェックして
予約していた施設を4箇所見学した。

実際に見せてもらうと、自由度は高く、
食事付きのワンルームマンションぽく、
人間関係もほどほどの距離感で
居住者が各々の生活を楽しんでいる雰囲気がよくわかった。

母も最後には、あそこはカラオケサークルとか充実してたね、
などと、どこが一番気に入ったと言う話になり、喜んでる様子。
すぐには空きがなかったので、待機リストに入れてもらう申し込みをした。

半年後、空室の連絡があり、昨年末に引越しを終え、
今はその施設で暮らしている。
食事は食堂でみんなで食べるが、洗濯、掃除、などの身の回りのことは
自分でする。母は69歳で施設では若い人扱いなので、
もっとご高齢のかたのちょっとしたお手伝いなどは
喜んでやっているようだ。
90歳の方から、若いね~若いね~と言われるようだ。
確かに。43歳の私には23歳は恐ろしく若い。

部屋にIHのミニキッチンはついているので、
お茶を飲んだり、レンジで温めたり程度のことはできる。
働いたこともなく、実家で花嫁修業をして、
父と暮らし専業主婦だった母に初めての共同生活。
気疲れするだろうか、周りになじめず孤立するだろうかと
少し心配したが、案外うまくやっているようだ。

趣味もなく、ただ家にいてラジオを聴くのが好きと言う母なので、
共同生活でもしない限り、他の人と関わりを持たず、
きっと孤独な生活になるだろうと思った。
食事の時だけだが、みんなとご飯を囲むことは
おしゃべりのきっかけになる。

私や弟の家庭もあるが、どう考えてもお互いに心地よく生活できない。
事情は色々あるが、距離があったほうがお互いに楽でいられる親子
なのだ。

母とは考え方の違いから、腹立たしく思うこともあるけれど、
母なりになんとかして私達を育ててくれた恩がある。
だから、一緒に住んであげられないが、
せめてここが私の居場所だと思える
安心して住める場所を整えてあげたかった。
私がせめてできること。

何が幸せかは、人それぞれ。
自分の環境に満足する人もいれば、不満ばかりの人もいる。
同じ条件でも、幸せと思うか、不幸せと思うかは自分次第。

私自身の価値観で言えば、「足るを知る者は富む」だと思っている。
子供がおらず夫婦二人、手術で取ったとは言え、がんになり、
仕事のキャリアもなく、ぽっちゃりした40過ぎた主婦のおばさん。

どう見ても、幸せの条件は見当たらないけど、
自分なりに自分の居場所がちゃんとある。
自分の家庭が一番の居場所だけど、友達や、編み物や、親戚や、
私に関わる全ての人がいてくれてのこと。
感謝できる人がたくさんいること。それが幸せ。

母も私もこれからまだまだどんな人生になるかは決まってないけど、
自分の人生の居場所を大切にしながら生きていれば、
自分は幸せと思えるんじゃないかなと。

そうそう。
ちなみに最近のお気に入りの居場所は…

円山の森彦本店。







徳光珈琲さんはペーパードリップで、すっきり酸味が美味しい珈琲。
森彦さんは、ネルドリップでコクがありまろやかな珈琲。
どちらもそれぞれの良さで交互に行ってるなぁ。

森彦さんは、クロックムッシュとプリンも最高に旨し!

美味しいもの食べてる時が一番幸せそうにみえるよ、と旦那は言う…。
結局ただの食いしん坊だ。



  
コメント
コメントする









       
トラックバック
トラックバックURL
→http://goyanohi.blog58.fc2.com/tb.php/612-a76a8ec6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


     

photo by hemitonium.
Template by ICENE

Powered by FC2ブログ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。