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背中に張り紙
今日、スーパーで買い物をしていた時のこと。
野菜売り場で何かないかしら~と棚を物色していた。

突然横から、「うちの息子、ほうれん草嫌いなんですよー。」と、
声が聞こえた。声の感じが近かったので横を向くと
少し離れてはいたが、私を見て話している。

「うちの息子、ほうれん草嫌いなんですよ。」
なぜか、リピート。絶対、私に話しかけている。
「あ、そうなんですね…」とりあえずあいづち。

話しかけてきたご婦人はおそらく80歳近いだろう。
…という事は、息子の年は…

「うちの息子ね、56歳なんだけど、ほうれん草が嫌いでね。」
三度リピート。しかも想像通り息子もしっかりおじさん。

「ほうれん草が嫌いだから、何の野菜炒めにしたらいいかしら?」
突然の献立相談にとまどいながらも、
「何かと一緒に炒めるんですか?
それともそれだけで炒めるんですか?」とりあえずヒアリング。

「それだけで炒めるの。だってもう一品はこのニラと卵の炒め物だから。」
と、カゴの中の今日特売になってたニラを自慢げに指差す。
だって、と言われても知らんがな。
と心で思いつつ、無言で戸惑っていたら、
「ニラと卵の炒め物美味しいのよー!」と、
私がニラと卵の炒め物を知らなかったかように受けとったようだ。

「そうですね」ととりあえず合わせてたら、
「だから、もう一品はほうれん草じゃない何の野菜がいいと思う?」と
本題のご相談。

とりあえず目の前にあった小松菜を指して、
「小松菜は息子さんは食べれますか?」と一応提案。
「(無言)」。この反応、たぶん青もの野菜全般が苦手なんだ。
「うちの息子嫌いなものが多くて、面倒くさいのよねー。」
やっぱり小松菜は却下らしい。

炒め物じゃなきゃダメなのか、和え物とか、
煮野菜ではダメなんだろうかなどと必死に考えるが、
嫌いなものが多い56歳の息子さんなのに見ず知らずの私が
息子さんが美味しいと食べるものがわかるはずもない。

探しながら途方に暮れてると、おもむろにご婦人が
「確か、野菜がミックスされて袋に入ったのがあったわよね?」
「あります!あります!あっちの棚にありますよ!」
解決策の光が見えたようで、私も必死に場所を教える。

ご婦人は私の指し示した棚に向かっていき、
その場にいた本物の店員さんに何やら話しかけていた。
「うちの息子、ほうれん草が嫌いでね」から
また始まったのかは、定かではない。

その話を帰宅した旦那に話した。
突然私に駆け寄ってきて、背中をじっくりと眺め、
「『何でも遠慮なくご相談ください』って
背中に紙を貼って歩いてないよね?」
と、大爆笑。

貼ってません。

56歳の息子さんは、ご婦人のミックス野菜炒めを
美味しく食べてくれただろうか。

やれやれ。






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